こんにちは。
特別養護老人ホーム満寿園の管理栄養士が、今回は夏から秋に旬を迎える「ずいき」を使った酢ずいきを紹介します!
皆さん「ずいき」をご存知でしょうか。漢字では「芋茎」と書き、イモ類の葉柄(葉と茎をつなぐ柄状の部分)のことを言います。赤ずいきを使った酢ずいきは、京丹後では郷土料理として親しまれ、お盆や秋のお祭りに食べられてきました。
酢ずいきレシピ
~材料(5人分程度)~
・赤ずいき:500g
・酢:大さじ3
・すりごま:大さじ3
調味料
・砂糖:大さじ3
・酢:大さじ2
・濃口醤油:大さじ1
~作り方~
1. ずいきの表面の固い皮を剥き、5cm程度の長さに切る。太いものは縦に切り、太さを揃える。
2. 切ったずいきを酢水につけてアクをとり、水気を切っておく。
3. すりごまと調味料を合わせておく。
4. 2のずいきを空炒りして、しんなりしてきたら酢を入れる。赤くしなやかになったら火を止め、酢を切ったずいきに3を和えて出来上がり。
〇ポイント〇
ずいきの太さを揃えて切ることで、火が通るまでにかかる時間にバラつきがなくなり、シャキシャキとした独特の食感を楽しめます。
ずいきには、整腸作用による便秘解消や、血流改善の効能があると言われています。また、赤ずいきにはアントシアニンという成分が多く含まれており、疲れ目の改善にも効果的です。
低カロリーであっさりとした味わいなので、夏バテで食欲がないときにもおすすめです。ぜひ一度作ってみてください。