丹後の郷土料理、動脈硬化予防|~外村満寿園のレシピ~

丹後の郷土料理といえば、ばら寿司を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
近年、手軽に栄養をとれることから注目されることが多くなったサバ缶。栄養の面でも歯や骨を丈夫にする、心臓の働きを守る、動脈硬化の予防、といった嬉しい効能がたくさんあります。

丹後のばら寿司レシピ(7・8人前)
<材料>
米 5合
【合わせ酢】
酢 100g
砂糖 100g
塩 3g
【寿司に混ぜる具】
人参 1/2本
高野豆腐 3枚
【寿司の上にのせる具】
サバ缶 大1缶(370g)
干し椎茸 5~6枚
かまぼこ 1枚
卵 2個
紅しょうが(せん切り) 適量
グリンピース 適量

<作り方>
1⃣米は洗って炊いておく。
2⃣サバの缶詰は汁気を切って、中骨を取り除き、鍋によくほぐしてから加熱する。
焦がさないように火加減に注意して炒り、ある程度ほぐれたら砂糖30gを加え、おぼろにする。


3⃣干し椎茸は水で戻してから薄くスライスする。ふっくらと柔らかくなるまで出汁で炊いてから調理する。
酒、砂糖、濃口醤油で甘口に仕上げる。
4⃣かまぼこはいちょう切り、またはせん切りにする。
5⃣卵は砂糖と塩を少々加え、よく溶き、油をひいたフライパンで薄焼き卵を作り、細かく切って錦糸卵にする。
6⃣人参は米粒の大きさに合わせて細かく切る。高野豆腐は水で戻してから、人参と同様に切る。
混ぜ合わせ、柔らかくなるまで出汁で煮る。みりん、砂糖、薄口醬油で薄味に仕上げる。
7⃣ご飯が炊けたら、6⃣と合わせ酢を混ぜる。

8⃣7⃣の上におぼろをふりかけ、錦糸卵をのせ、椎茸・かまぼこ・グリンピース・紅しょうがを飾りつける。満寿園でも行事食の定番となっていて、サバ缶を炒っている香りや酢飯の香りが部屋中に漂います。
「おいしい!」「ごちそう!」「昔はよく作った」と、思い出の味を懐かしむ声がよく聞かれます。
みなさんもぜひ、作ってみてください。

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