今回は感染症予防委員会からの投稿です。
6月に入り、あちらこちらで紫陽花が咲き始めていますが、満寿園の紫陽花もこれからです。
新型コロナウイルス感染症も五類になり一年が経ちましたが、丹後地域ではポツリポツリと感染情報が聞こえ、新型コロナウイルス感染症が終息したとはいえない状況です。医療機関や老人福祉施設など持病があり抵抗力の弱い方が多い施設では、感染予防対策を継続しながらも、様子を見ながら感染対策の緩和を進めており、大切な命と健康を守るためにはどうすれば良いか、施設全体で日々奮闘しています。
さまざまな感染症の中で、今回は、害虫による感染症予防についてです。
特に注視している害虫は、「ダニ」「トコジラミ」「ムカデ」などですが、施設内に侵入させないために、定期的に薬液散布や網戸の修理などの対策をしています。
その他に忘れがちなのが、古い家具や古い本などです。ほこり・ダニ・カビが付着しているので、その菌に触れたり吸い込んだりすることによって、アレルギーを発症する方もおられますので注意が必要です。
こまめな掃除、こまめな換気で、ダニ・カビの発生を防ぐことができますので、健康的で快適な毎日を過ごすために、虫が出たとき、症状が出たときにあわてるのではなくて、日ごろからできることを積み重ねて予防に努めています。